環境汚染の防止と資源利用に対する方針
現在の地球は、温暖化、海洋汚染、大気汚染、水質の汚染、森林破壊など多くの環境問題に直面しています。私たちオリオングループが位置する沖縄においても、猛暑によるサンゴの白化現象、海洋ゴミの漂着など地球の環境問題から派生する要因によりさまざまな問題を抱えており、貴重な観光資源への影響を受けています。
私たちオリオングループは環境問題に理解と関心を示し、沖縄の豊かな自然環境を保全し、次世代へ継承するためにも、以下のように地球環境に配慮した事業活動を実践していきます。
- 事業活動において発生する汚染物質を適正に管理し低減に努めることで、地球環境の汚染防止へ取り組んでいきます。
- オリオングループでは、事業を通じて廃棄物量低減に取り組みます。その中で、オリオンビールではビール類の製造工程から発生する廃棄物の再資源化率100%達成を維持していきます。
- 事業活動を行うにあたって、容器包装資材などの使用量低減を図ることで自然資源利用の効率を改善します。
廃棄物の削減・防止目標と進捗状況
私たちオリオングループでは、廃棄物の削減へ努めて行きます。
その取り組みとして、オリオンビール名護工場においては製造工程から排出される廃棄物の再資源化率100%を継続してまいります。
廃棄物の再資源化率
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
1) 製造工程から排出される廃棄物量 | |||
総排出量 (t) | 4,221 | 3,882 | 4,316 |
-再資源化量 (t) | 1,166 | 975 | 1,086 |
-有価物量 (副産物、他)(t) | 3,055 | 2,907 | 3,230 |
再資源化率 (%) | 100 | 100 | 100 |
* 集計期間: 4月~翌年3月
* 集計範囲: オリオンビール名護工場
廃棄物排出原単位の推移
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
排出原単位 (kg/kL)*1 | 98.8 | 91.8 | 86.6 |
排出原単位前年比 (%): 目標99%以下 | 102 | 93 | 94 |
* 集計期間: 4月~翌年3月
* 集計範囲: オリオンビール名護工場
環境マネジメントシステム認証を受けている事業所の比率
オリオングループが保有する酒類製造2拠点のうち、オリオンビール名護工場では、地球環境の負荷軽減を目指して、2001年度に環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、省エネルギー・省資源・排出物の抑制と再資源化に取り組んでいます。
- 2022年度時点でのオリオングループ製造拠点におけるISO14001取得率は50%です。
会計年度中における環境関連の罰金・処罰の額
オリオングループでは、2022年度において環境関連の罰金・処罰は発生しておりません。