1957年5月18日、戦後沖縄の混乱したなかで創業して以来、65年以上もの間、沖縄県民をはじめ多くの沖縄を愛する皆さまに支えられて、今日に至ることができました。
この想いは、「共存共栄」「報恩感謝」といったオリオングループのコアバリューに据え、沖縄をはじめ、世界中の沖縄を愛するステークホルダーの皆さまの持続可能な発展に貢献できるよう、「沖縄から、人を、場を、世界を、笑顔に。オリオングループ」をミッションとして掲げ、社員一丸となって取組みを続けております。
地球規模の気候変動や地域情勢の不安定化が大きな課題になりつつある今、沖縄においては、世界でも唯一無二な文化・歴史をもつことや「離島」であることに端を発する様々な課題、また、美しい自然環境を取り巻く課題や雇用問題・子どもの貧困といった長年の社会課題など、沖縄特有の課題を抱えています。
「沖縄の魅力」を自社が提供する製品・サービスの最大の「差別化要素」と据えるオリオングループの持続可能性を高めるためには、沖縄と共に発展することが必須となります。
そして、企業の課題解決に向けた取組・姿勢に対する地域社会の期待が日々高まっていることから、2023年9月、我々は「オリオン サステナビリティ委員会」を立ち上げ、当グループが事業活動を通じて解決していく重要な社会課題を「5つのテーマ、15 のマテリアリティ」に整理して打ち出しました。
沖縄経済の一翼を担う企業グループとして、今後も様々なステークホルダーの皆さまとの対話を重ねながら、当グループの製品やサービス、人財とそれらが生み出すシナジーを最大限に活用して、沖縄と共に持続的な発展を目指して参ります。
弊社取締役副社長 兼 執行役員副社長CFO
亀田 浩